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大島紬紀行
|鹿児島・奄美を旅して
大島紬の故郷は、南北約600kmに渡る鹿児島県。ここには、手付かずの自然美を誇る世界遺産屋久島や有数の活火山をはじめ、湖、沼、河川、二つの大海と二つの半島、南洋上に連なる無数の島々があります。亜熱帯から温帯にいたる温暖な気候に恵まれた広大で豊穣な自然の宝庫です。
そして奄美大島は、九州と沖縄本島の間に位置する、力強い亜熱帯の森が息づく島。奄美の森は生命力に溢れています。潮風に耐えるソテツの群生、浜辺で揺れるアダンの実。森は島の生命そのものです。
海と森に残された太古の記憶とともに、紬の魅力をひも解いてみます。
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